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USB起動ディスクの作り方 - MS-DOS、FreeDOS、イメージファイル、USBメモリ、フラッシュメモリ

だめでしたショック!(-o-)

まずDOSの起動ディスクを作る

   1. USBメモリからDOSを起動する方法
      最近はフロッピーディスクドライブ(FDD)がないパソコンが多いので、USB起動ディスクの作り方を知っていると便利です。
      フロッピーの場合は、フロッピーディスクをドライブに入れてエクスプローラー(ファイラの方)などでFDDのアイコンを右クリックすると、「フォーマット」→「MS-DOSの起動ディスクを作成する」で作成できます。
      Windows98では、USBメモリでもこの方法で起動ディスクを作成できますが、Windows2000やXPではできません。
      以下の方法で起動ディスクを作ります。
      MS-DOSを使う方法とFreeDOSを使う方法を紹介します。
      事前に拡張子、隠しファイルなどを表示する設定Link にして下さい。
   2. MS-DOSを使う場合
         1. MS-DOSとは、Windowsで昔から使われているDOS(ディスク・オペレーティング・システム)です。
            必要となるファイルは、COMMAND.COM、IO.SYS、MSDOS.SYS の3つです。
            Windows XPなどでフロッピーで起動ディスクを作れば、上記3つのファイルが手に入ります。
            ちなみに上記3つのファイルは、Windows XPの「C:¥」や「C:¥WINDOWS¥SYSTEM32」にもありますが、これらをコピーしても起動ディスクになりません。
         2. フロッピーディスクドライブがない場合、上記ファイルを入手できません。
            そこで仮想FDDのソフトを使います。
            Virtual Floppy DriveLink  をダウンロードします。
            USBポートにUSBメモリを差し込みます。
            ダウンロードしたファイルを解凍後、vfdwin.exe を実行。
            「ドライバ」タブにて「開始」ボタンをクリック。
            「ドライブ0」タブを選択し、「変更」をクリックし、適当な「ドライブ文字」を選びます(ここではFを選んだとします)。
            「開始/新規」をクリック後、「開始」をクリック(各設定項目は初期のままでOK)。
            この状態で「スタート」→「マイコンピュータ」を見るとFドライブが表示されます。
            右クリックし、「フォーマット」→「MS-DOSの起動ディスクを作成する」で起動ディスクを作成します。
            仮想のFドライブにCOMMAND.COMなどがコピーされた状態になります。
         3. 次に HP USB Disk Storage Format Tool をダウンロードします。
            「Download Now」のボタンからダウンロードできます。
            または、 HP USB Disk Storage Format Tool Link の Download Locations:「Primary Download Site」と書いてあるリンクからダウンロードできます。
            たまにダウンロード場所が変更になるので「HP USB Disk Storage Format Tool」で検索して探してください。
            HP USB Disk Storage Format Toolをインストールし起動するとウィンドウが表示されます。
            Device:USBメモリのドライブが選択されているか確認。
            File system:FAT32 または FATを選択。
            Volume label:空欄でOK。
            Quick Format:チェックしてもしなくてもOK。
            Create a DOS startup disk:チェック。
            using DOS system files located at:上記仮想FDD(ここではFドライブ)。
            その後「Start」をクリック。
            仮想FDDを使わなかった場合は、COMMAND.COM、IO.SYS、MSDOS.SYS が置いてあるフォルダを指定します。
         4. 以上で完成です。
            USBメモリの中身を見ると、COMMAND.COM、IO.SYS、MSDOS.SYS が入っていることが分かります。
            また、WindowsのFDDで作成した起動ディスクの場合は、上記3つのファイル以外にもいくつかファイルが含まれますが、DOSを起動するだけならこれら3つのファイルだけでOKです。
            HP USB Disk Storage Format Toolで他のファイルをコピーしようと思っても、上記3ファイル以外コピーされません。
   3. FreeDOSを使う場合
         1. FreeDOSというフリーのオペレーティングシステムがあります。
            MS-DOSのファイルが手に入らない場合は、このようなDOSを利用します。
            http://www.freedos.org/freedos/files/Link  から「fdboot.img」というイメージファイルをダウンロードして下さい。
            これのこと → http://www.ibiblio.org/pub/micro/pc-stuff/freedos/files/distributions/1.0/fdboot.imgLink 
         2. 必要となるファイルは、COMMAND.COM、KERNEL.SYS の2つです。 これら2つのファイルをfdboot.imgから抽出するために、 DiskExplorer Link を使います。
            DiskExplorerをダウンロード後、editdisk.exeを起動。
            fdboot.imgを選択して、ファイルを開きます。
            「一般ディスクイメージ」を選択して開いてください。
            右側のウィンドウに表示されたファイルから、COMMAND.COM と KERNEL.SYS を選択。
            Altキーを押しながらファイルを選択すれば、複数のファイルを選択できます。
            メニューから「ファイル」→「取り出して保存」を選択し、ファイルを保存します。
            ファイル名は「自動」のままでOKです。
            元のファイル名のまま保存されます。
         3. 次に上で紹介した「HP USB Disk Storage Format Tool」をダウンロードして下さい。
            HP USB Disk Storage Format Toolをインストールし起動するとウィンドウが表示されます。
            Device:USBメモリのドライブが選択されているか確認。
            File system:FATを選択。FAT32だとエラーになる場合があります。
            Volume label:空欄でOK。
            Quick Format:チェックしてもしなくてもOK。
            Create a DOS startup disk:チェック。
            using DOS system files located at:上記2つのファイルが置いてあるフォルダを選択。
            その後「Start」をクリック。
         4. 以上で完成です。
            USBメモリの中身を見ると、COMMAND.COM、KERNEL.SYS が入っていることが分かります。
            fdboot.imgには他のファイルも含まれていますが、DOSを起動するだけならこれら2つのファイルだけでOKです。


必要なファイルのコピー

   1. 作成したUSB起動ディスクは、USBから起動でき、DOSのコマンドが使えるだけの状態です。
      DOSで使いたいアプリケーションもコピーする必要があります。
   2. コピーの方法は簡単で、単に必要なファイルをUSBのフォルダにコピーしてあげるだけです。
      上で紹介したツールなどは使いません。
      例えば、memtest86+というツールのUSB起動版は、mt***.exe(***はバージョンによって異なる)というアプリケーションが入っています。
      mt***.exeをUSBメモリにドラッグ&ドロップなどで普通にコピーすればOKです。


パソコンをUSBから起動(ブート)

   1. デフォルトでは、PCがHDDやCDドライブから起動(ブート)するようになっています。
      PCがUSBから起動するように変更する必要があります。
   2. USBから起動させるには、BIOSでブートの設定を変更します。
      USBのデバイスが一番最初にくるように設定して下さい。
      また、BIOSを設定しなくても、PC起動後の画面でブートディスクを選択できる場合があります。
      その場合、USBデバイスを選択して起動します。
      デバイス名は、USB Flash Device(or Disk or Drive)などとなっています。
   3. USBから起動できるかどうかは、各PCの仕様によります。
      また、BIOSの設定方法はPC(マザーボード)によって異なります。
      PC起動後、BIOSの画面を表示させるには、「F2」「F7」などファンクションキーを押しますが、どれを押すかはPCによって異なります。
      どれを押せばいいのか表示されるPCもあります。


アプリケーションを起動

   1. USBからの起動に成功するとDOSの画面が表示されます。
      ドライブは「C:¥」などとなっています。
      試しに「dir」というコマンドを打つと、USBメモリにコピーしたアプリケーションが表示されます。
      DOSのファイルは表示されません。
   2. 例えば「mt211.exe」というアプリケーションをコピーしていたとすると、アプリケーション名(mt211)を入力しEnterで実行されます。
      アプリケーションの使用方法は、各アプリケーションのreadmeファイルなどを参照して下さい。


— posted by Nob at 12:23 pm   commentComment [1] 

この記事に対するコメント・トラックバック [1件]

Up1. R — 2010/01/15@21:27:26

音楽がうるさいです。

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